2018年3月9日金曜日

自主保育という子育て

こんにちは!野沢直子です。

実家の母が新潟から、『自暴自棄 私がこうなった88の理由』と『365日おにぎりレシピ』を持って我が家に泊まりに来ました。FMポートナビゲーター、遠藤麻里さんと佐藤智香子さんが出版した本たち!すごいなぁ〜❤️ 麻里さんの本を読んでは「ぶふっ」と吹き出し、智香子さんのおしゃれレシピを見ては「誰かコレあたしに作ってぇぇぇ〜!」とヨダレを流しました。まだ読みかけですけど。笑

そして、なんとなく、このほったらかしなブログを書いてみたくなりました。

みなさんお元気でしたか?

誰か、読んでるのかな、これ。笑

私はこの3年ほど、息子を産んでからというもの、ほぼ育児だけにかかりっきりで、世の中のアレコレもよく分からぬまま、ついにはオリンピック前にはテレビまでも壊れてしまい(そう、テレビって壊れるんですよ奥さん!)もはや社会復帰できないんではなかろうかという勢いです。ただ1つ言えるのは、猛烈に育児してる、という事だけです。完全なる育児おばちゃんです。出産して育児を始めると分かるのですが、赤ちゃんを、子供を育てるというのは並大抵な事じゃありません。可愛いだけじゃ無いいろいろもろもろが一気に押し寄せて来て、幸せを感じつつも、もうオレ禿げるって勢いのストレスと疲労。アラフォーの我が体などもうボロッボロで、年末からはついに40肩っぽいですワタシ。時々街のショーウィンドウに映る自分の姿など、どちらのお婆さんですか?!というほど!でも、我が子はもちろん猛烈に可愛いんですよね。その振れ幅たるや、本当に天国と地獄!

私の想像では、出産しても変わらずオシャレして(あ、私は産前もたいしてオシャレじゃ無かったけど)、育児の合間にヨガをしっかりやりつつ、余裕でお仕事もやっちゃう素敵ママになっちゃうんだもんねぇ〜 と軽く思っていましたが、そんなことを思っていた自分の頭を蹴り倒したくなるほどの現実!!! 笑 我が家は夫も私も実家が県外で、しかも夫は出張がち。いわゆるワンオペ育児な日々も少なくなく、絶賛イヤイヤ期の男児を文字通り髪振り乱しヒーヒー言いながら育ててました。こんなに余裕無いの私だけなのかな?

そんななか、出会ったのですよ。青空自主保育というものに。皆さんご存知でしょうか?自主保育とは、親同士が当番を決めて子供を預け合う、フィールドは野外で、子供達は基本的に自然の中で遊ぶ、というもの。本当はもっと奥深いものですが、簡単に言うと、お母さんたちで作るお山の幼稚園、という感じ。

秋の終わり頃から入った息子は、どんなに寒かろうが、晴れていれば鎌倉の山の中を鼻を垂らしながら連日泥んこになって遊び、お昼は森の中にシートを広げてみんなでオニギリを頬張ります。多少手に泥が付いていても気にせず、テキトーにおしぼりで何となく拭くだけ。笑 寒いと終始垂れ流し状態な子供達の青っぱなは、子供のリュックに縛り付けられた手ぬぐいでぬぐいます。コレ、ほんと便利です!

とにかく、私も子供の付き添いで、山を歩き草の上でオニギリを食べましたが、その美味しいことと言ったら!育児で悶々としていたことなど気がついたらすっかりデトックスされていて、日々子供の、そして自然の変化に感動するばかり。霜柱を踏み、キツツキの叩く音を聞き、椎の実やノビルを摘んで食べる。何年もその山で遊んでいる子供達は、食べられる実や草を見つける名人で、畑の横に生えているセリやノビルがお母さんへのお土産。(それは夜にはお味噌汁のがに変身します)腸内細菌おっそろしく増えそうです。笑

江戸時代は自分の子以外も仮親として、大人たちが地域ぐるみで子育てをしていたそうですが、まさにそんな感じもあり、安心して自然の中で母達と子育てする事が出来ています。というか私が育ててもらっとります。

こんなに書くと、オマエは一体なんのまわしもんだ?と思われそうですけども。笑 私は子供の頃、となりのトトロに出てくるような田舎に暮らしたくてたまらない子だったので、自主保育バンザイ!ハレルヤ青空自主保育!なのです。

と言いつつ、あーそろそろアウトプットがほすぃー!と言うわけで、実家からの有難いお助け隊も来てることだし、寝かしつけ寝落ちしなかった今夜は、こっそり読書を楽しもうと思います。それではみなさん、おやすみなさい…