2015年3月4日水曜日

Russian breakfast for lunch ♡

最近はめっきり旅からは遠ざかっておりますが、我が家の旦那氏が時々海外への出張があるため、そのときの写真やらエピソードやらをいろいろと聞いたりするのが楽しみだったりします。


ですが、先日は東京で海外旅行してきました♡


そう、大都市東京にはいろいろな国の食があるのですyo!!


最近、東京に住んでいる中学時代の同級生に時々遊んでもらっているのですが、その子と近況報告も兼ねてランチしてきました。場所は、渋谷にある小さな小さなレストラン『World breakfast all day』。(すぐお隣はワタリウム美術館。現在、「石川直樹+奈良美智展」やってます♪)


FMPORTの番組、Radio mixtureでも一度紹介させてもらいましたが、このレストランのコンセプトがおもしろい。お店の名前の通り、一日中 朝ご飯が食べられるのです!笑 そしてその朝ご飯も、二ヶ月ごとに国が変わる。先月までの2ヶ月間はロシアがテーマで、今月からの2ヶ月間は、ロシアから遠く離れたペルーの朝ご飯がテーマ。私はその狭間に行ったおかげで?ロシアのフード&ドリンクもあって、思わずロシアの朝ご飯をチョイス。飲み物はペルーのインカコーラという、なんともおもしろい組み合わせにしてみました。笑



つぶつぶしているのは、ロシアの朝ご飯の定番と言われている、バターを溶かしたそばの実のカーシャ(水で煮たもの)、サワークリームとスモークサーモンにいくらを包んであるクレープのようなものはブリヌイというこれまたロシアの朝ご飯の定番品。ちなみに、「イクラ」って魚の卵って意味のロシア語なんですって!赤いイクラは日本のイクラという意味で、黒いイクラはキャビアのことなんだとか。ハンバーグのようなのは、カトレータ。フランス語のカツレツと同じ語源のお料理で、メンチカツっぽい感じ。そしてロシアと言えばなビーツのサラダに、ハーブのディルがのったキノコのピクルスが添えられています。


実はわたくし中2の夏に、新潟と姉妹都市を結ぶハバロフスク市にてピオネールキャンプなるものに2週間ほどだったか参加した経験があるのです。当時のロシアはまだ「ソビエト連邦」。ペレストロイカによってソ連がどんどんと変わっている時で、日本に帰国後まもなくソビエト崩壊というドラマチックな歴史の狭間に滞在することができたのでした。(今考えるとスゴイな。)


まぁ、当時はまだ中2のお子ちゃまだったので、そんな事はよく考えもせず、手足がすらりと長くて瞳の美しいロシアの子供達と思い切り遊んで楽しんでおりました。なんと私の初キッスもロシア人!!きゃー!!!と言っても、女の子だけど。笑 スキンシップが多く、ものすごく積極的なロシアの女の子達ですが、時々お友達同士でも頬や唇にチュッとキスしたりしていて、私も唇を奪われました。あはは。


毎日、キャンプ場に併設されている食堂で食べるご飯も美味しかったなぁ。今となっては記憶も薄れてしまってはいるけれど、かなり日本人の口に合う優しいお味。毎朝新鮮なトマトとキュウリ、それに薄くスライスされた穴あきのチーズ。クレープのようなもの(これがブリヌイだったのね)や少し酸味のある黒パン、素朴なマドレーヌ?のようなものやわらじみたいに大きなビスケット、お豆腐みたいな甘いスイーツなどなど。とてもとてもバリエーション豊かで、食事の時間が楽しみで楽しみでしょうが無かったなぁ。


珍しいことに、我が旦那氏は数年前、なんとウクライナに仕事で行ったことがあり、美味しそうなボルシチやらカトレータやらを堪能してきているのです。ずるい。笑 (仕事だけどね)


大人になった今もう一度、じっくりとを旅したくなりました。


そして、それよりも何よりも、ロシアや近隣の国々の平和を祈るばかり・・・